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頚椎症による首の痛み

椎骨と椎骨の間に椎間板というクッションの役割をするものがあります。この椎骨と椎骨、椎間板が積み重なったものを脊柱(背骨)といいます。この脊柱の上から7個目までが頚椎といって首の部分の骨にあたります。この7つの骨によって首の複雑な動きをすることができます。首にあたる頚椎は、6kgから8kgほどある頭を支える役割があります。頭を動かすことで、大きく負担を受けます。また、首にあたる頚椎は脊髄も守る働きもあります。首にあたる頚椎にある神経がなんらかの障害によって圧迫されるようになると、首の痛みや手足のしびれなどさまざまな症状を引き起こします。首の痛みなどさまざまな症状を引き起こす病気には「頚椎症」と「頚椎椎間板ヘルニア」などがあります。これら首の痛みなどが起こる原因としては加齢が多く、特に50歳代から60歳代の人に多く見られます。頚椎症は、椎間板が加齢とともに変形をして、神経根や脊髄が圧迫されることで首の痛みなどさまざまな症状を引き起こす病気です。...

頚椎椎間板ヘルニアによる首の痛み

椎骨と椎骨の間に椎間板というクッションの役割をするものがあります。この椎骨と椎骨、椎間板が積み重なったものを脊柱(背骨)といいます。この脊柱の上から7個目までが頚椎といって首の部分の骨にあたります。この7つの骨によって首の複雑な動きをすることができます。首にあたる頚椎は、6kgから8kgほどある頭を支える役割があります。頭を動かすことで、大きく負担を受けます。また、首にあたる頚椎は脊髄も守る働きもあります。首にあたる頚椎にある神経がなんらかの障害によって圧迫されるようになると、首の痛みや手足のしびれなどさまざまな症状を引き起こします。首の痛みなどさまざまな症状を引き起こす病気には「頚椎症」と「頚椎椎間板ヘルニア」などがあります。これら首の痛みなどが起こる原因としては加齢が多く、30歳代前後から50歳代後半に多く見られます。頚椎椎間板ヘルニアは、椎間板の真ん中にあるゼリー状の髄核が、椎間板の変形によって外へ飛び出してしまう症状のことです。この飛び出した髄核が、神経根や脊髄を圧迫して首の痛みなどさまざまな症状を引き起こします。...

神経根と脊髄の症状による首の痛み

首にあたる頚椎から走っている神経根は、首から腕、指先の間すべての感覚と運動の役目をしています。その神経根が障害を受けることで、首の痛みや手のしびれなどを引き起こします。痛みやしびれだけでなく感覚がなくなったり、動作もしづらいなどの症状を引き起こすこともあります。首にあたる頚椎から走っている神経根はそれぞれの範囲があり、その範囲で痛みなど特有の症状を引き起こすので、どの部分の神経根に障害が起きているかが分かります。また、脊髄の障害によって首の痛みなどが起こることもあります。脊髄とは、脳から体全体に走っている神経の中枢の役目をしています。脊髄の障害によって、手のしびれや麻痺、足のしびれや麻痺さらに重症化すると歩行できなくなることもあります。他には排泄障害(尿が出にくい、頻尿、残尿感、便秘など)も引き起こします。脊髄の障害によって起こる症状の流れとしては、首の痛みから始まり、手足のしびれや麻痺、さらにひどくなると排泄障害を起こすようになります。...

首の痛みの治療法

首にあたる頚椎の病気などによる首の痛みなどを治療する方法には、「保存療法」と「手術療法」があります。神経根の障害による首の痛みなどの治療法は、一般的に「保存療法」を行います。保存療法とは、首にあたる頚椎の安静と負担のかからない姿勢をすることです。首の痛みや手などのしびれなどの症状がひどい時などは、首を引っ張る「牽引療法」をします。他には首の血行を良くするための「温熱療法」、首の痛みを抑えるために消炎鎮痛薬を使う「薬物療法」も行われます。首の痛みがそれ以上にひどいときは、局所麻酔薬やステロイド薬を行うこともあります。首の痛みなどを治す保存療法を2カ月ほど行うと、首の痛みなどの症状の多くは改善されます。首の痛みなどの症状が改善しない、本人が希望している場合には、「手術療法」が検討されます。脊髄の障害による症状の場合にも保存療法が行われ、首の痛みなど症状がひどい場合には手術療法が検討されます。手術療法による首の痛み改善の場合、部分的な手術や筋肉を大きく剥がすような手術などさまざまな方法があります。首の痛みなどの症状によっても治療法は変わるため、主治医とよく相談して治療法を決めることが大切です。...

前方除圧固定術と椎弓形成術

首の痛みを治すために行われる手術療法には、「前方除圧固定術」と「椎弓形成術」があります。首の痛みを治す手術療法の「前方除圧固定術」とは、頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアの原因となっている部分が小さいときに行われるものです。首の周りの筋肉を大きく切る必要がないという利点があります。切開はのど側から行い、首の痛みなどの原因となっている椎骨や椎間板を切除します。切除した部分には骨盤などの別の骨を移植します。大きく切除する場合は、金属のプレートなどによって移植した骨を固定します。そして、首にあたる頚椎の強度に関して、問題が起こる場合もあります。入院は個人差がありますが3週間ほどです。骨がつくまでは頚椎カラーを装着する必要があり、2カ月から3か月ほどかかります。また、首の痛みを治す手術療法に「椎弓形成術」という手術方法もあります。この方法は、首の後ろ側から切開して、椎弓を切り離してとがった部分に移植をして脊柱管を広げる方法です。この方法であれば、首にあたる頚椎の強度は問題なく入院期間も2週間ほどです。しかし、首の筋肉を大きく切る必要があります。そのため、手術をした後、痛みは改善されたとしても後遺症として、60%くらいの人に首が動かしづらい、肩がこるなどの症状が見られます。...



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